2015アメリカ〜ボストン編その2
2日目
さてアメリカ5日目、ボストンは2日目です。昨晩の雪も止み、例によって除雪がしてあり、天気は快晴。ホテルの直ぐ側にジョン・ハンコック・タワー(シカゴのジョン・ハンコック・センターとは違います)があります。
このビル、建設当時にガラスが1200枚割れるトラブルで、大変だったようです。
きれいなデカいビルがあったと思えば、メッチャ古い教会があったりもします。
アメリカ贔屓思想のせいもあるでしょうが、新古の共存が不自然だとは思えない町並みです(適当)。
スタインウェイのお店
ところで我々はケンブリッジへと向かっているわけですが、道中にスタインウェイの看板を掲げる店が。
ミスタッチの多さには定評がある自他ともに認める似非ジャップクソピアニスト気取りとしては世界のスタインウェイ、これは入らないわけにはいきません、高級感に満ち溢れた雰囲気に怖気づいては出世できないと思い切って入ってゆくのでした。
なんと思われても、旅の恥は掻き捨て、(買う気はさらさら無いが)弾いてもいいかと聞いたら「全然いいやで〜」とのことだったので弾かせて頂きました。
グランドは4台ぐらいありました、側面のデザインがおっしゃれ〜な感じですね。
正直、音の違いなんて明確にわかりません。目の前にはSTEINWAYのロゴと1000万円を超える値札があります、こんなもの絶対いいに決まってます。世の中ネームバリューと資本主義です。こうやって本来の価値を見出す訓練をしないまま死んでゆくのだな〜と思いながらショパンを弾いていました。
最終的に「わしら旅人ですねん」ということを言うたので、もし次回立ち寄ることがあっても入店は断られるかもしれませんね。その時はゲンナマを持っていくしかありません。
ハーバード大へ
マサチューセッツ州ケンブリッジ市にはハーバード大、マサチューセッツ工科大学というすげー大学がある、泣く子もひれ伏す市です。いつ遊べるかを常々考えながら大学に通っているクソジャップは、畏敬の念を抱きながらただただ御門をくぐり申し上げることしか出来ないのでございます。
敷地内にハーヴァード大学記念教会があり、第一次世界大戦、第二次世界大戦や朝鮮戦争、ヴェトナム戦争で戦死したハーヴァード出身者を悼むとともに、卒業式もこの前で行われるそうです。
寒いので、階段が滑るかもしれんから注意してね、ということが書いてあるのでしょう。
これといってアミューズする施設はないので、生協でおみやげなどを買ってMITへ。
マサチューセッツ工科大学(MIT)
横長(東西に広がるのを横長と表現すべきなのであれば斜め長)の土地にMITがあります。
変な形の建物群。これがどういう何なのかを、だれか詳しく教えて下さい。
Arthur Ganson
この旅の本題というか、最も収穫だと思うものがこのアーサーギャンソンの作品が見れたことです。腐っても理系のこのクソジャップ、メトロポリタン美術館には食指が動かなくてもMIT博物館には立ち寄らなければならない使命感がありました。もうね、極論いうと他の展示や観光地なんてどうでもいい。とにかくYouTubeでArthur Gansonを検索し、惹かれればぜひボストンはMIT博物館へ行きましょう。常設展なのでしばらくやってるはずです。
ミニトラブル〜辛いタコス
小腹がすいたので、生協でMITグッズを買った後、隣接しているタコベルに入り、肉っぽいものを頼むと「Hotやけどいいんか?」と聞かれ、まあHotつってもピリ辛ちゃうけ?と思ったのが運の尽き、普通に辛い。飛び上がる程ではないけど、しばらく辛さが口の中に居座るアレです。別に辛くても食えるけど旨味をスポイルするほどの辛さが必要か!と思わず叫ぶことはありませんでした。また腹を壊すのかと陰々滅々としてタコベルを後にしました。
ボストンの町並み
町並みと言っても写真はこのレンガ道?だけです。
雪まみれだということもありましたが、帰ってきてからこのあたりもうちょっと歩いて回るべきだったな〜と後悔したし、アーサーギャンソンももう一回見に行きたいし、ボストンにもう一度行くことがあれば町並みをもう少し見て回りたいなと思います。
投稿が遅すぎて、この晩、次の朝なにを食べたかもう全く覚えていません。翌日は再びAmtrakでマンハッタンを目指します。(ナレーション:石丸 謙二郎)
マンハッタン編その1へ続きます。